小デブと化して狼狽する

うへへ、めんこいの見~っけ❤

続編もキタwwwwwwwww!! にゃん太くんが良い味出してる~!

セルフ・ネグレクトとでも言うのか、昔から自分の事は基本的に放ったらかし系&大雑把主義である。 現役時代の職場でも、たまたまトイレで一緒になった同僚が鏡に向かってニカッと笑い掛けたりキメ顔したりしてんのを、ドン引きしながら横目で見ていた。 「〇〇ちゃん、オレ昨日床屋行って来たんだけど、髪ヘンじゃね?」「いや~……髪は大丈夫だよ~。 顔はアレだけど。」「てっ、テメ~!」みたいなお約束のイジリをかまして逃げて来るのだが、アイツいつまで鏡見てウットリしてんだよ。 ナルシストか! 周りのそういう行動は、全然ピンと来ない。  ぢぢいは子供の時分から、床屋帰りのいかにもキッチリ仕上げましたみたいな髪型がこっ恥ずかしくて堪らなかったので、いつも店から出た途端ヘッドバンギングと頭掻きむしりの儀式に没頭していた(笑)。 小学生とは言え、ポールのロング・トール・サリーに心酔しているようなイケてるナイスガイ(笑)が、坊ちゃん刈りはねーだろー! ロックンローラーをナメんな!と荒ぶる何だかよく訳の分からない半ズボン少年だったのである(笑)。 髪型だけでも腹立たしかったのに、ダメ押しのように顔面に盛大にシッカロールを擦り付けられて、志村けんのバカ殿みたいな白塗りにされるのは一体何の罰ゲームだったのだろうか? 未だにその意味が分からない。 その後数十年にも及ぶそんなフラストレーションが昂じて、35歳になった頃に一念発起して自分で髪を切るようになった。 武器はホームセンターで調達して来た数百円のスキ鋏と、小学生が工作で使うような小さい鋏だけなのだが、やってみると意外と何とかなっちゃうもので、その後ぢぢいの話を真に受けた連中が何人かセルフカット派に引きずり込まれたのだった(笑)。 自分で好き勝手に修正出来るのは、想像以上に便利なものである。 失敗して絶望しないコツは、小分けにして一つまみずつカットしてラフに揃える事と、最後にスキ鋏で毛先を少しずつバラして更にラフにブチ壊してやる事だ(笑)。 これで床屋帰りの気まずさからは永久に解放されるだろう。 因みにぢぢいの狙いは若き日のクラプトン辺りのヘアスタイルなのだが、大体いつも目標から大きく逸れて大木凡人みたいな残念な感じになり、激しく悔やみながらも妥協を繰り返している(泣)。

頭がそんな感じなので当然ながら他の自己管理も杜撰そのもので、60過ぎてから毎日へらへらと過ごしている内に、あれ?ズボンのボタンが閉まんね……とか、靴紐結ぼうと前屈みになる時に腹のニクが邪魔で苦しい……とか、ん~幾分太ったかなー??みたいな気はしていた。 だが放ったらかし系なので家にはそもそも体重計すら無いし、え~と60歳の時に55kgだった筈だから、ひょっとして60kg超えたか?ぐらいに思っていたのだが……。 先日姉の家に遊びに行った時たまたまダックの体重測定やってたから、どれどれ、ついでに俺もちょっと計ってみるかな~♪と体重計に乗っかったら……70kg…超え……だと……? 2年半で15kg増ってのも相当な育ち盛りと言えるのでは♨……などと呑気なこと言ってる場合ぢゃない(大汗)。 こりゃヤヴァイ! 少なくとも10kgは削らねば……当面ビール断ちとウォーキングでもしてみるか? ダイエットはしんどいし食い意地も汚いから、きっと倍々ゲームみたいなリバウンドに絶望するのは確実だ。 ほ、ホワっち、助けてくれいっ!  美味しく食べられてカロリーゼロ❤ しかもついでに程よく酔えるみたいな夢の食材についての情報を早くっ!(←木の実でも食って即身成仏してみてはどうか)。 気になり始めるともうどうにも止まらなくなってググッて調べてもみたのだが、そこで目にしたのは「老齢者の腹周りの贅肉は、生半可な運動なんかで落とせるものではない。 最も手強い相手だ。」みたいな一文。 オイッ!! 人が藁にも縋る思いで解決策を求めてんのに、そのしょっぱい対応は何なんだ! 人を絶望させて楽しいか!? 誰か一人ぐらい「大丈夫! 運動なんかしなくとも、一週間で簡単に5kgは痩せられるんです!」みたいに目の前の視界がパ~ッと開けるような優しい言葉掛けれや!