橘プレイリスト解説・その5

先日スマホが突然昇天した。 と言ってもデータが飛んだりした訳でもなく、修理すれば復活する見込みだと言うので「じゃあ修理を…」と言いかけた所で、窓口のお姉さんのセールス魂が何故だかいきなり燃え上がった。 「お客様、現在ご契約頂いているプランを見直すと、修理よりもお安くエクスペリアの最新機種に変更できる可能性がございます。」 そりゃ聞き捨てならねぇ!と見積りして貰うと、過去半年間の利用データ実績は各月とも2G未満なのに契約は7Gになってます、と。 この無駄を見直してどーたらこーたら、更に故障したスマホも外観上余り傷みもないので1万円で下取り出来ます。 で、計算致しますとほにゃららほにゃららだから、ほーらお客様、交換費用はわずか241円! しかも月々の料金も幾分お安くなりますよー、みたいな事を耳元で囁かれたら、もう一も二もなく食いつくしかねーだろー。 [お安く]というビンボー人の琴線を刺激する事おびただしいパワーワードを餌にして、しかもそこんとこだけわざとゆっくり発音されちゃったら、ぢぢいなんか巧妙なルアーに引っ掛かるイワナに等しい。 まぁ、別に騙された訳でも何でもないし、むしろ修理費用が浮いて月々の料金も安くなった(逆に今までどんだけ無駄金払ってたのかが気になるが) 訳だから、確かに助かりましたわ。 ほんでこの2~3日、地味~にアプリをダウンロードし直したり音楽のプレイリストを最初から作り直したりしてんだけど、あ゛あ゛あ゛あ゛~~!!メンドくせー!!!! この仕事を忘れてたよ…。 ぢぢいを眠らせてくれ…。

さて、橘プレイリスト解説は今日からスウィング・ジャズ編です。 61曲目はデューク・エリントン【イット・ドント・ミーン・ア・シング】邦題は『スウィングしなけりゃ意味がない』。 橘はケネディ高校でのベネフィット・コンサート等で躍動感溢れるアレンジのこの曲を披露してます。 それに比べて何かやる気なくね?って、これっ! スウィングの王様に向かってそーゆー事言うもんじゃありません! 本当にスウィングの代表曲なんだからね! 62曲目、グレン・ミラー【リトル・ブラウン・ジャグ】邦題『茶色の小瓶』。 ちょっと地味な曲だけど聴けば皆知ってる筈です。 橘は大江山の赤鬼のお祭りみたいなイベントでこの曲を演ってました。 えーと…何年のだったかは忘れた(←調べとけよ)。 63曲目、同じくグレン・ミラーで【ムーンライト・セレナーデ】名曲中の名曲です。 恐らくもう20年以上前だったと思うけど、某女子高の吹奏楽部がスウィング・ジャズの名曲の数々を猛練習して、アメリカに渡って大喝采を浴びたTVのドキュメンタリー番組があって、その時もこの曲を演奏してるシーンでめちゃくちゃ感動して号泣した記憶があります。 本当に泣けてくる曲ですわ。 64曲目、又もやデューク・エリントン【テイク・ア・A・トレイン】 スウィング時代の名曲の量産っぷりには唖然とするばかり。 時代はずっと下ってからスティービー・ワンダーがスウィング期のスター達に敬意を込めて【サー・デューク】という曲をリリースしてます。 タイトルは勿論デューク・エリントンを指してます。 歌詞ではカウント・ベイシー、グレン・ミラー、サッチモらを讃え、デューク・エリントンを王様と持ち上げてます。 音楽で時代を創った人だから、それだけの価値は充分にありますけどね。 65曲目はジョニー・マティス【ミスティ】 ホラっちゃ先輩がマーコンでクラリネット5重奏してた曲です。 ジョニー・マティスはソフトな歌声が人気のジャズ・シンガーでしたが、エド・サリバン・ショー等で芸人の物まねネタの恰好の餌食にされる可哀相な人でした。 66曲目、デイブ・ブルーベック【テイク・ファイブ】超有名曲。 アルト・サックスのポール・デスモンドの、何があろうと頑として熱くならないプレイが好き過ぎる~! 囁くようなハスキーな音が色っぽ過ぎる~! 不朽の名作です。 【トルコ風ブルー・ロンド】はもっと格好エエよ。 67曲目はジャンゴ・ラインハルト【スターダスト】ホーギー・カーマイケル作曲の名作。 何かさっきからずっと名曲とか名作ばっかり連呼して、ぢぢいいい加減疲れてきたわ。 この曲は星の数ほど色んなアーティストが取上げてるので、ぢぢいの好みでジャンゴにしました。 ぢぢい世代にはシャボン玉ホリデーのエンディング曲としても記憶に焼き付いてます。 68曲目、ベニー・グッドマン【メモリーズ・オブ・ユー】何かほんわかとほのぼのした曲で癒されます。 プレイリストの動画は恐らく1980年に来日した際のものですが、ぢぢいこれNHKでリアルタイムで観ましたよ。 一番印象に残ってんのがこの曲でした。 勿論シング・シング・シングもやったんだけど、なんとかシスターズみたいな女性トリオがボーカル被せちゃってたからちょっと興醒めでした。 ベニー・グッドマン、この当時でも相当いい年のぢーさまだった癖に、クラリネットの音の滑らかさ、艶やかさは尋常でなかったよ。 当時ロック派だったぢぢいでも、有無を言わさず引き込まれるぐらい説得力のある音でした。 69曲目はウディ・ハーマン【フォー・ブラザーズ】 恥ずかしながら、ぢぢいはこの曲知りませんでした。 You Tube の動画(橘のマーチングヒストリー①)で初めて聴いて、おお!格好エエやないかー!と引き込まれましたとさ。 どうでもいいけど何であんなに一杯サックスいるの? 横一列にズラッと並んでる他に、後ろにもサックス見えてんですけど(※)。 70曲目、プラターズ【スモーク・ゲッツ・イン・ユア・アイズ】『煙が目にしみる』です。 家でサバとか焼いたらこうなりますよね。 ケムケムで迷惑なんだけど焼サバ食いたいしさー、って全然曲の解説になってねーじゃねーかよ! えーと、明日は~………明日の風が吹く~~~! あでぃおすあみーごー!!

※サックス隊はぢぢいの見間違いでした。 3人が前に出てるだけだった(恥)。

“橘プレイリスト解説・その5” への11件の返信

  1. じょんそんさん、どうもです。更新ご苦労様です。曲の解説は本当に勉強になります。昔、月間PLAYBOY誌に内藤陳っていいましたっけ、その人がハードボイルド小説の書評コラムを持っていて、次から次へとコメントしていくってのがありましたけど、それを思い出しました。(ハードボイルドも内藤さんも全く興味がなかったので、ちゃんと読んではいませんでしたがw。)

    しかしこのブログ、ODFさんにえらく気に入られているようですね。しかも中身もかなり把握している様子。ホントに謎が多いですな。英語はネイティブっぽいし、かといってちょっとしたスペルや言い回しによく見られるような特徴も見せないし。外国に住んでいるアメリカ人って線もアリかななどと思っています。でも、その謎だらけが個人的には気に入っています。

    あ、yuji さん、逃げ回るとヒグマに食われますよw。私のことは、じょん爺さんにならって、「ハタ」と呼んでください。

    1. ハタさん、お今晩は。 プレイリスト解説は回が進むに連れて、内容が
      どんどん雑になって行くという(笑)残念な展開になってますが、あと
      2~3回で終るし今から助走つけて勢いに乗っとかないと、ディズニーを
      シカトしたまま逃げ切れないかもしれないですからね、ぢぢいも必死
      です。 いくらホラ吹きのぢぢいでもディズニーの曲マルッと30曲分
      ホラ話で固めるのはちょっと無理がありますからね。
      あ、ちなみにyujiさんはさっき藻岩山の麓のとこでヒグマにガジガジ
      かじられてましたよ。 ヒグマの習性で食べ残しの獲物は穴掘って埋
      めとくらしいから、後で見に行ってとどめ刺しとこうと思います。

    2. ハタさんでよろしいんですね、ありがとうございます、そうさせて頂きます。
      高校の修学旅行が北海道で、当時は青函連絡船で渡りました、4時間程だったでしょうか、それがきっかけで大学の時友人と3人で再訪しました、知らぬと言うのは怖いもので、知床五湖(当時は訪れても観光客の気配すら有りませんでした)を訪ね「熊が出るぞ!」の小さな看板が足元に見えているのを2度ほど見ただけでなんの警戒心もなく歩き回ったことを覚えています。昨今たまに知床五湖がニュースなどで紹介されているのを見ると、ゾッとします(笑)
      後になって吉村昭の羆嵐なんての読んじゃってましたしね。オイオイ勘弁してくれよ!って感じです(笑)
      こんなこと書いてるとジョンソンさんに「その時食われちまえば良かったのに」って絶対言われちゃうので、この辺で(笑)
      いつもお耳汚しですみません、他ではもっと真っ当なつもりなんですが・・ここだけは・・なんせブログ主さんが・・・
      失礼します。

  2. ジョンソンさん、こんにちは(^。^)
    いやー、慣れない事するもんじゃ無いですね(^_^;)巧みに誘導されて、そりゃーそのうちバレるでしょ!って呼び名を書いてしまった己の浅はかさに今更ながら呆れてます(≧∇≦)ここにコメントするのってジョンソンさんがソングリストで難儀されているのと変わらないくらい、超一般ピーポーな私にはシンドイんです。お忙しいからあっちまではお出ましにならないでしょ、って軽く考えてました ┐(´-`)┌ 甘かったー!あちらの時は私に合わせて紳士なジョンソンさんでお願いしますm(_ _)mなーんて言っても絶対無理!!あれが治るわけナーイ!オテヤワラカニ(;_;)

    あちらでも言いましたが前⬆︎の短いコメは言葉の選択ミスでしたm(_ _)m 修正の効かない魔窟のようなコメ欄であること忘れてました(笑)⇦謝っといて笑うかよ!

    そんなジョンソンさんですが(笑)さすがの博識をホントはもっと詳しく書けんダカンナ!オレっていう自己顕示欲を見事に隠しながらお前らにはコレックライにしとかねーと分かんねーだろって簡潔にまとめてくれましたね(笑)さすがです!感服しました(笑)⇦またカヨ!(笑)キリねー(笑・・・
    いかんいかん!ここは本当に底なしだ(^◇^;)早く抜け出さねばε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

    ところで(^。^)⇦逃げんじゃねーのか!
    カンナムスタイルやっぱり良いですねーあの強烈なインパクトはシング以来のキラーコンテンツになってもおかしく無いと思ってるんですけど・・何が始まるんだ!っていうワクワク感とあのスピード感に加えて途中一瞬停止してからの動きだし、軽やかで可愛らしいのにカッコいいステップと手の振り!!シングと共にずっと続けて欲しいなあ ✌︎(‘ω’✌︎ )

    1. yujiさん、毎度で~す。 何かYouTubeの方で相当うろたえてましたけど、
      そんな大層な事じゃありませんから。 いつものペースでやり取りしてれば
      いいんですってば。 まぁ、社会的な生命は断たれると思いますけど。
      カンナム・スタイルね。 ぢぢいはあのPSYっていうのが苦手で、この曲も
      ちょっと…って感じだったんだけど、やっぱりさすが橘だわ。 本当に格好
      エエ。 〇〇ツェルさんのキレッキレダンスに煽られるのがデカいですよね。
      さて、昼間のお話の続きですけど、ぢぢいがよく分からんのが『街のエリアは
      撮影禁止』っていう文言。 街のエリアってどういう事ですか? 撮影OKな
      街じゃないエリアもあるとか??? 撮影は全面禁止って訳でもないんですか
      ??  ブルーメの丘の動画、期待して待ってても誰も撮影できないんじゃ
      また札幌の街に火つけて回らなきゃならないし。 北海道からヒグマ連れ出して
      ブルーメの丘に5~6頭放してやろうかな。

      1. ジョンソンさん、どーも(笑)
        私もオリジナルがヒットしてた時は、ハァコレそんなにエエか?でしたよ(笑)ブラスの音色による迫力のせいもあるのかなあなんて思いますが、最初、何て曲?って一瞬思ったくらいですから(笑)シングのよう、になんか分からんけど、とにかくエエモンはエエねんって言う理屈抜きな感じがあるんですよね(^。^)
        街のエリアは、お土産店やレストランの建物がこぎれいに仕立てられた、言わばディズニーの橘パレードやったとこみたいなもんでしょうね、ここでの過去のシング見て貰うと分かるんですけど、お客さんの鼻先で面と向かって演奏するしかない道幅なんです、そんな状況でローアングル撮影に必死のオタクっぽいのやじじいなんて最悪じゃないですか、子供もいっぱい見てるんですよ。他の園内周遊コースのの時はそんなことないので撮影OKなんです。

        1. なるほど! リョーカイリョーカイ。 しかし何なんすかね、
          そのローアングラーって。 恥も外聞もないんだろか。 広辞苑か
          なんかで片っ端から後頭部はり倒してやりたいわ。 この間のさくら
          パレードで現メンバーのパフォーマンスへの期待も2倍増ぐらいに
          なったから、ブルーメも楽しみです~。 その前に貯まったままになっ
          てる残りの動画ちゃんと観ろよって話ですけど(笑)。 それはそうと、
          ブログにも書きましたけど曲名検索ソフトは予想通りダメダメっぽいん
          ですよねー。 となるとー(チラッ)やはり誰かが探さにゃならん訳で
          (チラッチラッ)言わなくても分かってると思うので敢えて言いますまい…。

  3. 追伸です 
    ジョンソンさんのネット環境はグーグルアース使えますか?「ブルーメの丘」で検索でOKですよ。
    私も撮影禁止の原因になった2016の時の動画はその話を聞いていたのでそれが嫌で最近まで見てなかったんです、メインイベントだからここでやってほしいって言うのは商業施設なんだから分かりますけど、それならそれでちゃんとした環境を作ってほしいですよね、単発のイベントなら仕方ないかもしれませんが、毎年来てもらいたいんだったらそうする義務があると思います、プロにお金払ってるわけではないですしね。街で無理なら他にできる場所いっぱい有りそうな広さですからなんとか工夫して全てOKのクリアな環境にしてあげないと一生懸命演奏演技する生徒さんたちに失礼だと思いますよ。

    1. ふむ、正論ですね。 同感です。
      因みにブルーメの丘のイベントって橘以外のバンドなり出演者が呼ばれる
      事はないんですか? 何か橘以外観た記憶がないんですが。
      他の学校の吹奏楽部にも声掛けて3~4バンド出演すれば、もっと
      盛り上がりそうなもんですけどね。 橘も自分達1校だけ集中して
      追いかけられるの疲れないのかな?

      1. なるほど、考えた事無かったです、でも今年も開催!の内容からすると橘だけのように見えますね。ただ別の日には他の学校がって事あるんでしょうか?私も分かりません(^_^;)橘1校でもメインイベントの場所があの体たらくですから、とても無理なんじゃないでしょうか敷地の一部を大改造でもすれば可能でしょうがああいった観光施設にそこまでの余裕があるとも思われませんし、お金をかけずに出来る事しか無理なんでしょうね。
        他の方からお聞きしたのですが、京都橘吹奏楽部の過去4年の約140名の新入部員の出身中学校は約80校で、年に学校あたり一人入部らしいので、凄い覚悟をして入部するいわば猛者(似合わない表現ですが)ばかりと言う事ですので、ご父兄の方々はともかくも部員本人さんたちのモチベーションは我々の想像の他にあるのではないですかね、疲れる?何が?かも(笑)

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