カツオのたたき・マヨネーズ添え

さぁ、いよいよ始まりましたよ楽器フェア! 前回のコメント欄に貼られてた動画観てるだけで、楽器フェチの血が騒ぐぢぢいでございます。 これに生タチバナのパレードが付いて来るって、どんだけパラダイスだよ! 東京、ちょっと都会だと思ってふざけんなよ! 昨日うちの洗濯機壊れて全然排水出来なくなったのに、何やってくれてんだよ。 ずぶ濡れの洗濯物どーすりゃいいんだ。 てか、月曜からバイトに何着てくんだ俺? ずぶ濡れで地下鉄乗るのか? エロスなスッポンポンで街を練り歩くのか? どっちにしても警察の職質待ったなしのピンチな状況なのに、のどかにブログ書いてる場合か俺? てな訳で只今姉の家に身を寄せて、洗濯機借りーの茶色の悪魔とじゃれ合って遊びーのとかして、まったりとした土曜日を過ごしてます。 因みに茶色のチビデブはただ今ダイエットに励んでまして、そこそこの成果を上げておりますよ。 それでもタヌキ体型ではありますが…。

このタヌキ腹をわしゃわしゃと撫でくり回すのが、ぢぢいの至福のひとときでございますよ。 この腹だけペロンと出して「田中先生!」とかやるのも、勢い任せの瞬間芸としてアリな気がしませんか?(←殆どぢぢいのオモチャと化してますね 笑)  今年7月で齢14才と3ヶ月、人間で言えばおおよそ82才くらいの後期高齢者とは言え、相変わらずオヤツとゴハンに命を懸けてる炎のフードファイターです。  こんだけパワフルでアグレッシブな爺さんも、ちょっといないんじゃなかろーか。 めんこい弟分と思ってたら、いつの間にか兄貴分になってて、がっつり見下されてるのがショックではありますが(笑)。 兄貴、モフモフさせて頂きます!

……などと時間が経つのも忘れてチョーシこいてダックと遊び呆けてたら、ブログのコメントは溜まりまくってるわ、土曜日中に更新しようと意気込んでたブログもさっぱり進んでないわで、改めてぢぢいテンパりました。 しかし、その時いきなり天の啓示が! 「こんだけ盛り上がってんだから、後はビッグサイトのイベント動画を順次追加してけば、何かそれらしくカッコ付くんでね?」みたいな(←天の啓示って言うより、悪魔の囁きのような気もするが)。 という訳で、今回はサラッと更新です。 面目ねぇ。

Black music

今回は橘プレイリストの系譜を辿る上で、決して避けて通る事の出来ない『黒人音楽』についてのお話です。 恐らく英語圏の国に居住している方々にとって、この『黒人音楽』という言葉や区分には少なからず差別的でネガティブなニュアンスを含んだイメージが付いて回るのではないでしょうか? 日本では全く様相が異なります。 この国で言う『黒人音楽』のイメージには、差別や侮蔑的な要素が皆無であるばかりでなく、むしろ彼らの驚異的なリズム感や、魂に直接訴えかけるエモーショナルな表現に対する敬意が殆どの比率を占めているように思えます。 しかもその敬意の対象は現在の音楽シーンだけに限らず、古くは彼らの民族的・信仰的な風習と西洋音楽との邂逅がもたらした、プリミティブなカントリー・ブルースにまで遡る包括的なものでもあるのです。 ではそんな背景を念頭に置いた上で、黒人音楽の歴史的な変遷を紐解いて行く事にしましょう。

アメリカでの黒人音楽の萌芽期については、黒人の奴隷制度という不幸な歴史についても触れざるを得ません。 皮肉な事に、人間としての尊厳を認められず搾取され蹂躙され続けた彼らの鬱屈した魂こそが、そのオリジナルな音楽性を培う豊かな土壌となりました。 彼らの悩み・苦しみ・哀しみや、彼らの人生に立ちはだかるあらゆる不条理に対する憤りが、初期のシンプルな構造のブルースを生み出す衝動となり原動力となったのです。 やがてこの単調で泥臭い音楽も次第に洗練され、幾つかの支流へと枝分かれを始めます。 中でも目を引く力強いうねりを持った流れがありました。 ジャズの誕生です。 しかも、この流れには他の支流にはない一つの大きな特徴がありました。 白人の取り込み・白人社会への浸透です。 事がスムーズに運んだとは決して言えないものの、黒人だけの言わば ”閉鎖社会” から解き放たれたこの流れは、やがて北米大陸を席巻するに至ります。 そんなジャズの人気に呼応するかのように、やや遅れを取りながらも他の支流も次第に活況を呈して来ます。 初期のデルタ・ブルースからは大きくスタイルを変えながらも、根底に流れる感情はそのままに受け継いだシカゴ・ブルース。 破天荒で軽快なロックン・ロール。 ソウルやリズム&ブルース・シーンでは、モータウンやスタックスなどのレーベルがそれぞれの特色を打ち出して競い合いました。 若き日のビートルズやストーンズが目の色を変えて追いかけ回していたのも、リトル・リチャードやチャック・ベリーであり、マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフだったのです。 

こうして徐々に市民権を獲得して行った彼らの音楽も、’70年代以降は一気にかつての傍流としての地位が嘘のような繁栄期を迎え、音楽シーン全体を牽引する最大勢力へと発展した感があります。 その最大の要因はダンス・ミュージックの勃興と定着と言えるでしょう。 ファンク系のソウルが起爆剤となって巻き起こされたブームは、やがて長い時間を経て鎮静化したものの、それが意味する事はソウル・ミュージックの没落ではなく日常生活への浸透でした。 黒人音楽は、もはや一時的なブームという範疇を超越したのです。 しかしながら音楽的な成長という意味では、ラップの登場を契機に飽和状態とでも言うべき停滞が続いているのが気掛かりです。 いずれにせよ、音楽界に再び新たな潮流が生まれる事を、そしてその時には全ての人種間の調和がとれた社会である事を願っています。

橘のパレード出発の口火を切る曲、ダウン・バイ・ザ・リバーサイド。  アメリカの黒人達の間で南北戦争時代から歌い継がれてきたゴスペルです。 反戦歌ではあるものの、そのシンプルな歌詞の示唆するものは、より普遍的な人間の願いのような気がします。 恐らく平松先生が顧問だった時代から受け継がれて来たこの看板曲には、橘の意思や願いが託されているのではないでしょうか?

川辺へおりて、武器を下ろそう。

川辺へおりて、武器を下ろそう。

戦いはもう御免だ、戦いはもう沢山。

戦いはもう御免だ、戦いなんてもう沢山だよ。

川辺へおりて、重い荷物を下ろそう。

川辺へおりて、重い荷物を下ろそう。

戦いはもう御免だ、戦いはもう沢山。

戦いはもう御免だ、戦いなんてもう沢山だよ。

川辺へおりて、重い荷物を下ろそう。

川辺へおりて、重い荷物を下ろそう。

戦いはもう御免だ、戦いはもう沢山。

戦いはもう御免だ、苦しみも気苦労ももう沢山だよ。

大誤算

前回の記事でも書いた通り、ぢぢいはアフィリエイトの導入に伴って事前に自分のブログの読者層の分析を行っておりました。 てか、あちこちのアフィリエイト解説の記事を読んでみたら、どれも皆 口を揃えて「やっといた方が良いよ」って言ってたから、愚直にやってみただけですけども。 で、更に分析を進める内に、ぢぢいがこれまでに抱いてきたイメージがいかに的外れな偏見や先入観に根差した物であったかに気付かされて、ただ今猛省中でございます。 恐らくコメント欄のむさ苦しいメンツだけで、ざっくりと全体を推し量ってしまっていたのが敗因っすね(←コメント主たち、えらい言われようです 笑)。 では読者層分析のサプライズ・ポイント・トップ3の発表です。  ダララララララララ~(←ドラムロール)

①男女比率はほぼパッカリと½ずつ。 比率がどうこう以前に、ぢぢブロに女性読者がいた事が衝撃でした。 ずっとここは男だけの世界(一部ハードゲイ含む)だと思っていたので、いつも死にたい気持ちでした。

②爺さんしかいないと固く信じてたのに、55歳以上はわずか11%。 6割以上が34歳以下。 44歳以下まで範囲を広げると75%がこの年齢層。 今後、若ブロと名乗っていいですか?

③居住地分布を見ると大阪ダントツの1位、大分下って横浜2位、新宿3位、以下名古屋、港区、京都、札幌、福岡、埼玉~と続きます。 だから札幌の読者、頼むからはよコメント下さい。 札幌だけで40~50人いるらしいですよ。 ヒグマも混じってるかもだけど。

④国別で見ると当然日本国内が97%と圧倒的に多いです。 んが、非公式ファンブログでサポートして頂いた甲斐あって、海外の固定読者もボチボチおりますよ(喜)。 アメリカ24人、台湾12人、ドイツ7人、韓国・シンガポール各3人、フィンランド・香港・マレーシア・サウジアラビア各2人~でした。 海外からのコメント投稿はお気持ちだけで結構でーす。 てか許して下さい、お願いです。 頭脳を酷使した後、緊張がほぐれると毛穴も緩んで毛が抜けます。

サプライズ・ポイント・トップ3と言いながら、何で4つあるんだよ!?とか余計なツッコミはやめて下さいますか。 途中で気が変わったんでございますのよ、オホホホ。 

てな訳で、ぢぢいが妄想していたお茶目な爺さま集団という読者像は根底から覆されたものの、だからといってブログの内容をいきなり若向きのシャレオツに一新できるかっつーと、ぜってームリムリです。 いやきっと本来ならそういう軌道修正をする為に、こんな分析をやってるんだろうと思いますけどね。 でもそんな器用な書き分けが出来る程 多彩な引き出し持ってませんし、観光客に混じってどさくさ紛れに鮭とか担いだ熊がお土産選んでたりするワイルドな土地柄で、シャレオツもへったくれもありゃしませんがな。 ロシア領だし、ってうるさいよ!

こういう結果を見ちゃうと、何だか突然自分が少数派みたいな肩身の狭い思いに囚われて心細くなってきたんですけど。 あのーすいません、お先に晩ごはん頂いてよろしいでしょうか?みたいな(笑)。 絶えず自分の頭上に、矢印付きの「11%」という数字が付きまとって離れないような気がするのは、被害妄想なんですか? ぢぢい、早くも心が病み始めてます(笑)。

さて、今回貼った動画の音を聴いて、何か気付かれた方いらっしゃいますか? そう、パチパチとノイズが乗ったアナログ盤を音源にしてるんで、現在のガラスのような透明感のある音源に慣れきっている方にとっては不満の残る音質かもしれません。 でもね、11%のぢぢいにとっては このノイズが癒しや温もりだったりするんです。 アナログ盤を買って来た日のときめきや、ジャケットから取り出した時の独特の匂いが甦ってきて、しばし白目むいて陶酔したりして相当不気味です。 傍目には昇天しかけてるように見えるかもしれないけど、ちゃんと生きてます。 あの恍惚感って一体何だったんだろう? 今 音楽を聴いても、あの頃のようにはのめり込めないのは何故なんでしょうか? ああ、ノイズが恋しい。

今回は橘の話題に全く触れなくてごめんなさい。 分析結果を見た時の動揺が、まだ尾を引いてるもんですから。