悪魔生誕とフォロワー達

ぢぢい未だ瞑想中(←いや迷走中だろ)につき、本日も極薄の更新です。 すんませんな。 今日のメニューはsimanekoさんからコメントと共に送って頂いた動画からです。 2005年、正に京都橘とシング・シング・シングが邂逅した直後のアメリカでのパフォーマンスの様子です。

The birth of Orange devils in  U.S

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30247112

京都橘のシングのパフォーマンスを捉えた映像としては、最も初期のものでしょう。 現在の橘と比較すると全般的にフィジカルな動きは格段に浅い印象はあるものの、基本的な骨組みはこの段階で既に完成しつつある事に驚かされます。 今やオレンジのユニフォームと共に悪魔達のお約束みたいになっているポニーテールと白の髪飾りですが、何故かこの頃は皆短めのチョンマゲ風なのがご愛嬌です(笑)。 それにしても、近年の国内マーコン等での橘と見比べて圧倒的に違っている点はどこだと思いますか? ぢぢいは演奏終了後の観客の反応の方に目が釘付けになってました(笑)。 何のためらいもないスタンディング・オベーション。 隅から隅までずずずーいっと(笑)。 国内マーコンでもこんな光景を見てみたいもんです。 観客総立ちで、審査員に無言のプレッシャーを与えてやって欲しいです(笑)。 ゴールド金賞じゃなかったら、分かってるよね?みたいな(笑)。 あ~あ、今の時期  簀巻きにされて道頓堀川に放り込まれたらキッツいやろなー、とか。 これが勝利の方程式ってやつですよ(←いや違うだろ)。

大西学園 シング・シング・シング 2017-1-8

岡山東商業高校 シング・シング・シング

続いて、以前から京都橘への憧憬やリスペクトを全く隠そうとしない2校の動画です。 出雲商業は先日のさくらパレードで本家との念願の共演を果たして、橘のパチモン的な世間の捉え方も『公認の姉妹バンド』みたいに変化しつつあるので、これら2校とは便宜上区別しておきます。 試しにYou Tubeで彼らの動画を検索してコメント欄をチェックしてみて下さい。 パクリだ偽物だと叩かれて散々です。 気の毒で本人達に見せたくないくらい。 自分で音楽を演っていた方なら分かると思うんですが、音楽の入口って模倣から、じゃありませんか? 入口どころか ある程度キャリアを積んだ所で、やはり自分の理想の音と思っているイメージの先には、憧れ続けてきたアーティストの姿が残っているものだと思います。 まして音楽の途上で成長過程にある若い子達が自分の憧憬をストレートに表現したいと願う事は、卑怯な事でも不正な事でもなく、ごく自然な流れだと思います。 彼らは何一つ間違った事はしていません。 問題があるとするならその先で、それは指導者の判断する領域ではないでしょうか? 彼らがこの先いつまで経っても橘のクローンを目指すなら、それは明らかに愚かな選択ですが、彼らの指導者が適切な時期や方針を指し示して徐々に独自のカラーを打ち出す事を忘れなければ、当面は現状のまま走り続けても何の問題も無いと思います。   頑張れ大西学園! 頑張れ岡山東商!

 

 

 

故郷ウルバンバから(どこだそれ?)

Urubamba 【El Eco】 1974

一昨日のロームのイベントはぢぢいにとっては寝耳に水の奇襲攻撃だったんですが、ちゃんとした本物のファン(←何だそれ)には待望のギグだったのかねぇ。 さくらパレードとブルーメの丘やったら、後はブラスエキスポまで何もねーだろと思って油断しとったわ。 あれ? そう言えば一昨日 今後の予定で何か言ってたような気がしないでもないな???(←人の話を全然聞いてない)。 ちょっと動画 確認してくるわ。 なるほどね、えーと5月4日にやるらしいですよ……うーんと何だっけ???(←既に忘れてる)。 取り敢えず5月4日だけ覚えときゃOKさ! 細かい事は気にすんな! そんで、いつだっけ???(←こいつ完全にアルツだわ)。 ええ? ダンスかい?(←そりゃワルツ)

ここ3~4日は動画を貼れるようになった事にすっかり舞い上がっちゃって、ブログを書く=ソース(動画)を選択する、みたいな安易な姿勢に傾きかけてたなと ぢぢいいきなり我に返りました。 ダメだわ、こんな事じゃ。 余計なもんに頼らんでも毎日吠えまくってたぢぢいはどうしたんだよ。 読み手がいようがいまいがお構いなしで、無い知恵振り絞って頑張って来たじゃないか。 便利なツールを使いこなせるならそれに越した事はないのかもしれないけど、それと引き換えにブログを始めた頃の気概を手放したら元も子もないよね。 伝えたい情報は動画に頼らなくても基本的に全部文章にして伝えたい。 もっと正確に言うなら、ぢぢいが伝えたいのは情報というより感情や感動です。 感謝の気持ち、ユーモアや温もりです。 なのに動画に頼るようになっていたこの数日間、ぢぢいは無機質な情報を垂れ流すのに夢中になってました。 やりたかったのはこんな事じゃありません。 何で直ぐに迷ったり自分を見失ったりするんだろ。 きっちり反省して今後の方針を練り直してみます。

 

故郷のハンブルクから

Alfred Hause 【The Pearlfisher Tango】

(アルフレッド・ハウゼ/真珠採りのタンゴ)

やぁ皆さん、お元気ですか? 今日はぢぢいが生まれ育ったハンブルクの澄み切った碧い空のようなこの曲からスタートしましょう(←また始まったぞ)。 奥様、お手をどうぞ。 ぢぢいの故郷の街をご案内致します(しっ! 目を合わしたらアカン!)  ささっ、じきにポーターがやって参りますので、お荷物をお預かり致します(←ぢぢい置き引きまで始めたのかよ。 たちの悪さ極めたな。)  この大通りの正式名称はシュバイツェル・バッフェン・シュトローミアン・フント・ボルゲニーツェン・ゲシュタルト崩壊・リヒテンシュタイン・ボラギノールと申しまして……(← 一人でやらしとけ…)。 は? 奥様、お食事をご所望ですか? 直ぐにご用意致しますとも。 ケルナー! イッヒ・ハーベ・フンガー! (←バカ)

USC Homecoming Postgame FULL Show

【Sing,Sing,Sing】

続いてご紹介するバカ騒ぎは、いつもコメントを投稿してくれてるホワイトさんが送ってくれたやつなんですが、何かエグいもん観ちゃったわ。 完全に頭イカレポンチだろ こいつら。 6:20辺りからシング始まるんだけどさ、取り敢えず落ち着けと。 シラフになってから冷静に話し合おうじゃないかと。 何かもうワヤだわ。 観てるだけで脳細胞がペチペチ音たてて死滅していくのが分かるよ。 いや、ダイナミックなのは確かだし凄いとは思いますけどさ、橘と対比させて言うなら何だろ……チーターの優美な疾走シーンに見とれてたら、たまたま近くの水場にいたアフリカ象の大群が内輪揉めの大喧嘩してるとこに遭遇しちゃったみたいな、何かカオスに巻き込まれてワケ分からん的な感覚ですわ。 画面の奥の方に林立してる夥しい数のスーザフォンも意味分からん。  絶対ばかだ。(←身も蓋もない物言い…)  この一本の動画だけでアメリカのマーチング・バンドのイメージがガラガラと音をたてて崩れ去りました(笑)。 ホワイトさん、毎度おおきにやで。 また変態バンド発掘したら宜しく頼んます。

京都橘S.H.S. BAND ブルーメンパレード2018 【PM】

ラストは先日のブルーメの丘パレードですが、毎度お馴染みのyujiさんから「動画の最後に田中先生の肉声が入ってる」とコメントが入り、確認してみると なるほど確かにあの声だ! 何かほにゃらら喋ってるねー、動画には映り込んでなかったけどやっぱり来てたんだねー、で一度は話が終りかけてたんですが、その後今度はkindoosanさんから別のコメントを頂いて会話の内容も明らかに! kindoosanさんの承諾を頂いたのでコメントをそのまま転載します。

 

《 会話の内容を抜き出してみると聞き取りにくいですが、
「いや~今日は楽しかった、笑ってパレード見たの初めて」
「たいがい怒って怒鳴ってまんねん」
みたいに話されてますね。
自らが20年以上かけて育て上げられた芸術に初めて客観的な目線で接したことに対する感想を述べた決定的な瞬間のように思えるのですが、大袈裟ですかね。

パレード動画を見てて思ったのですが、今までのパレードでは田中先生が前面に出て監督されてたせいか横山先生は現場に来てても一歩引いたところに居ましたが、今回は積極的にパレード全体を見て監督されていました。
時にはパレードの先頭から最後尾まで走り回り、ソックスが落ちてる生徒には楽器を受け取って直させるほど細部まで目を配り、行進途中でもDMに話しかけて(緊張を解かせた?)と、このパレードをより完璧な芸術作品に仕上げようとする姿勢を感じました。
そこで思ったのですが田中先生の抜けた今、横山先生が自由に指導できる環境になった京都橘は今後一層、横山先生の思い描く、”より京都橘っぽい”バンドに変化していくのではないでしょうか。
そう思うと、ますます今後の京都橘から目が離せません。》

 

どうですか、この情報収集・分析能力! 大したもんでしょ? ぢぢいに感謝しなさいよ(←こいつコピペ以外何にもしてません)。 kindoosanさん、ありがとうございました。

故郷のパリから

Line Renaud 【Sous le ciel de Paris】 (リーヌ・ルノー/パリの空の下) 1955年

やぁ皆さん、ご機嫌よう。 今日はぢぢいが生まれ育った懐かしいモンマルトルの丘を思い出させてくれるこの曲から始めましょう。 早朝から通りを往き交う新聞配達の小僧や千鳥足の酔っ払い。 鋭い眼光を放って縄張りを支配する野良猫。 ほら、あの店はあと1~2時間もすればご自慢のクロワッサンが焼き上がる香ばしい匂いに包まれますよ。

………………………って、すいません、ぢぢいお気に入りの曲聴いてる内に、妄想がどんどん膨れ上がってしまいました。 よく考えてみたら、ぢぢいの生まれ 旭川の春光町だったかもしれません。   モンマルトル? し、知る訳ねーじゃねーか、んなもん! パスポートすら持ってねーのにどやって行けばええのんじゃボケ!! (←謎の逆ギレ)。

えーと、本日は京都橘を脅かす若い世代のブラスバンド(笑)をご紹介します。 驚くべき事に彼らは中学生ですらありません。 全員が小学生。 まずはその恐るべき実力をご覧下さい。

平佐西小学校吹奏楽部【シング・シング・シング】

色々言いたい事があるって人もいるかもしれません。 もっとスウィングしろよとか、ケチ付けなきゃ気が済まない人もいるでしょ。 でもね、小学生ですよ。 普通ならスウィングどころかステディにリズムキープする事も難しい年齢なんですから。 ここまで詰めるって大変な事だと思います。 このオレンジのユニフォームだって、完全に京都橘を挑発してますよ(笑)。 サイズ的にオレンジまで行かないんで、せめてキンカンの悪魔とか呼んであげたいと思いませんか? いや、ビワでもいいけどさ。 京都橘もそうですけども、自分達で勝手に限界を決めたりしないで努力し続けると、常識も覆せるという好例だと思います。 カッコいいぜ、ちび悪魔!

2012年6月23日 3000人の吹奏楽

さて、本日の京都橘考古学発掘シリーズは(←いつからシリーズ化したんだよ)色んなドラマがギッシリ詰まっている↑この動画です。 押さえておきたい主なポイントは①この年は前年(〇ラっちゃ期)の雪辱を果たすべく、新DM〇イヤが序盤からごっつい燃え上がってた ②前年のTV放映の影響で新入部員が倍増した。 ③マーコンのルール変更も重なってバンド全体が浮足立っていた感は否めない。 以上3点でしょうか。 タイム・テーブルではブラスエキスポからほぼ一ヶ月、新入部員達にとってはまだ夏の合宿も経験していないこの時期は、例年なら慣らし運転の期間です。 しかし、何としてもマーコンのリベンジに拘って「徹底的にやる!」と宣言していた〇イヤは、何と新入部員達にもステップを叩き込んでシングを演奏させます。 残念ながら結果は惨憺たるものでした。 部員達はこのパフォーマンスが終了してバックステージに引き上げてから、大泣きしたそうです。 そんな状況を頭に入れて改めて動画を確認すると、開演直後のオーバーランを皮切りに大小様々なミスを連発しているのが分かります。 また、2014年のマーコンではトランペット・ソロを披露する事になる『〇しパカ』が、シングの後半でスタミナ切れになってよろけたり足首を思いっ切り捻ったりとボロボロになっていて、観ているこちらが辛くなって来ます。 後に田中先生が基礎練習をないがしろにしてしまったと反省していましたが、確かに橘らしくないパフォーマンスだったような気がします。 でもね、それでもやっぱり橘、さすがと思えるのはそんな苛酷な状況でもベストを尽くして頑張っていた点です。 京都橘が手を抜いたり適当な演奏したりしたとこなんて、ぢぢいはただの一度も観た事ありません。 この時の橘だって立派だったと思います。 結局のところ、常にベストを尽くそうとする彼らの姿勢や笑顔を見ていたら、応援しない訳にいかないんですよね。 何てあざといんだろ…京都橘。

 

ぢぢいの手習い

Felix the cat 【Japanicky】 1920‐1929

お? 上手いこと貼れたかいな? 京都橘のブログに何でフィリックス?とか野暮な事ゆーたらあかんで。 今日から出だしは敢えて京都橘から離れて、全然関連性の無さそうな動画や音楽貼ってみようかなと思ってさ。 アペリティフみたいなもんだよ。 ちょいと目先を変えて別の娯楽が加われば、もしかしたらぢぢいの執筆能力が向上したみたいに錯覚して貰えるかもしれないし(←ねーよ)。 Japanickyと言いながら、殆ど中国と混同されてますけど。 100年近く昔のアニメだし、まぁこんなもんかね。

札幌もすっかり暖かくなってきました。 さすがに半袖Tシャツ1枚だとまだ厳しいかもしれないけど、パンツ1枚追加すればギリギリ外出できそうです(←まずはパンツ履け)。 ちっちゃくて目立たないからOK!(←そういう問題ではない)。 コマレだってドラム叩く時、靴脱いでたしさ(←根本的に裸足とポロンは違うだろ)。 春になると大通り公園周辺で観光遊覧馬車も再開されます。 ぢぢいが子供の頃は車道だろうが街中だろうが荷車引いたお馬さんがパッカラパッカラ闊歩してんのが普通だったから、馬見ても特に何も感じなかったけどねー。 地味~に牛やブタも歩いてたから、今になって考えてみるとどんだけ田舎っぺ大将なんだよ北海道!?って哀しい気持ちになりますけど(笑)。 だけどそんな時代って逆に、将来にうんと伸び代(のびしろ)があったって事だからね、視点を変えると。 国鉄(現JR)の路線が殆ど採算度外視の勢いで道内の隅々にまで拡張されて行ってて、誰もが皆明日の希望を純朴に信じてました。 もしも時代に気温があるなら、荒っぽいぐらいにどんどん暖まっていた時期だったんだと思います。 そんな時代から半世紀が過ぎて、あれ程過熱していた国鉄の夢から醒めてみると、廃線続きで捨て置かれ錆び付いた鉄路の山…。 交通インフラの整備が進んで相対的に電車みたいな大型の輸送手段のニーズが低下すれば、今度はその運用コストが重荷になって自壊して行くのは当然の成り行き。 理屈では何となく理解出来ても、果たしてそれで良かったんだろかね。 高齢の認知症ドライバーや運転免許の返上が問題視されるようになってきた昨今、ぢぢいのフラストレーションも蓄積中です。 ストレス解消の為に、やっぱりここはポロンだよな!(←全く関係ない)。

京都橘高等学校 吹奏楽部 マーチングヒストリー①

京都橘のブログを書いてる以上、動画も橘をスルーって訳に行かないんだけど、ぢぢいが今もこうして書き続けていられるのは非公式ファンブログ(  https://kyototachibanashsbandunofficialfanblog.wordpress.com/fan-corner/  )やODFさんがぢぢいブログを紹介してくれたお蔭なんで、何かあちらと競合したり足引っ張るような事はしたくないなーと悩みました。 その結果、あちらは現在ブルーメの丘パレードのホットな話題に夢中になってるみたいだから、すきま産業ぢぢい支部と致しましては、彼らの油断してる隙を突いて昔の橘の動画を取り上げてみようと思います。 ぢぢい、昔の橘も大好きなんで。 ぢぢいのお気に入りはマンテカの間奏部やアマポーラを吹いてるアルト・サックスさん(2:32~3:17)。 あと、ムーンライト・セレナーデ吹いてるフルートさんも(3:39~4:00)。 どちらも現在の橘と比べると凄く奥ゆかしい演奏(笑)なんだけど、その分 繊細で情感豊かで聴いてると本当に癒されます。 パワーで押しまくるだけが橘じゃないよ。 どの時代の橘も本当にエエよね❤

よ~し、ブログ開始から一ヶ月以上経ってからようやく動画の貼り方を覚えたドン臭いぢぢい、ちょっといい気になってるぞ(笑)。 これでいざ公開してみたら動画が動きませんでしたとか言ったら、ぢぢい一週間くらい寝込まして貰いますけど。

こうなった! ブルーメの丘

新任顧問キター!!  何かサスペンス・ドラマに出てきそうなイケメンやないかい。 絶対に許さん(←始まった)。 あと、新入部員はぢぢい野鳥の会のカウントによると約30名前後の模様。 それと男子部員も遂に夏用ユニフォームが白Tになったね。 今になって慌てて替えると言う事は……ふっ……どうやらぢぢいが以前指摘したオレンジ・ユニフォームの下の変態疑惑、図星だったようだな。 武士の情けだ、誰にも言わんで内緒にしとくから、頼むからぢぢいにもいっぺん付けさせてくれ(←死ね)。 全員白Tで統一したのは良いけど、男子のアイボリーのパンツ、何か中途半端で煮え切らない色のような気が……いや、何でもないです。 前のよりは涼しそうです。 良かったね、男子。 やっと放置プレーから脱出できたか。 だけど今年はブルーメの丘パレードが雨天の場合どうなるかってのが記録に残された記念すべき年になったね。 〇〇ツェルもずっと記憶に残るよ、雨女として(←いや、可哀そうじゃねーか)。 さすがに室内のドリル演技だけじゃ、〇〇ツェルが隅っこで小っちゃくなって手を振るばかりの不完全燃焼で終わっちゃうとこだったから、午後の部だけでも雨が上がってくれて良かったわ。 やっぱりあのキレッキレのステップはパレードで観たいし。  

いやー、ほんだけど午前の部の室内ドリル、悪魔達のいでたち凄かったね。 いつもオレンジのユニフォーム見慣れてるから、あんだけダボコロで真っ黒クロスケの悪魔は衝撃的だった。 お前ら雪まつりで雪像こさえる道産子か!みたいな。 そこまで着膨れすんなら、その上にお相撲さんの肉襦袢着ちゃえよ、みたいな(←肉襦袢でガンナム・スタイルやるとこもちょっと観たいかも)。 どうしちゃったんだ悪魔達? バンドフェストの時のTレックスの着ぐるみでポテポテの着心地に目覚めたのか? あと、取り敢えず演奏メニューが増えてなくて良かった。 2~3曲増える分には頑張れば何とかなるけど、さくらパレードの時みたいに総入れ替えに近い曲目変更だともうお手上げだもんね。 

雨の中ブルーメの丘がどうなってるかヤキモキしてる合間に、Google翻訳のプラグインを追加してみたんだけど、あれま!何かぢぢいが考えてたのと違う! 何でだべ!?  非公式ファンブログと同じスマートなやつを期待してたのに、変な背後霊みたいなのが貼り付いちゃったよ。 しかも翻訳内容も普通のGoogle翻訳の5割増しぐらい訳ワカメだし(笑)。 こりゃちょっと失敗だったかな。 でも折角だから暫くこのままで行きます(←横着者)。

どうなる? ブルーメの丘

昨日からずっと京都の天気予報チェックしてるけど変わらんな…(当然だわ)。 パレードは11時と14時スタートになってるけど、ビミョーな時間帯まで傘マーク付いてるからぢぢいも気が気でないんだよね。 You Tubeで過去のブルーメの動画を振り返ってみても、2014年~2017年まで全部好天( 2016年だけやや薄曇り?)だったみたいだから、ブルーメと言えば晴れるものと勝手に決めてかかってました。 小雨決行と書いてあるけど出来るだけそんなコンディションではやらせたくないし、楽器のメンテナンスにも関わってくるから、あとは本当に天候の機嫌を神頼みするばかり。 早めに雨が上がりますように…てか、そもそも降るな!

さて、ブログのネタに打ってつけと踏んでいたブルーメの丘の雲行きが怪しくなって来たので、ピンチヒッターを探して来よう。 このブログの中心テーマは京都橘で、橘と言えばシング・シング・シングだ。 今日はそんなシングの話から取り留めのない展開で進めて行くけど、準備は良いですか? キーワードは『インスパイア』とでもしときましょ。 シングを作曲したルイ・プリマは粗野な声を持つシンガーで、トランペッターでもある。 彼の曲はどれも良く練られているものの、洗練された技巧は上手く隠されて破天荒なコーティングが施されたものが殆どだ。 因みに爆音アメリカン・ロックの象徴ヴァン・ヘイレンのボーカリスト、“ダイヤモンド”デイブ・リー・ロスがバンドを離れてソロ・デビューする際に、彼をインスパイアしたのがプリマの曲【ジャスト・ア・ジゴロ】であり、雰囲気から歌い回しまでルイ・プリマを丸々模倣していたと言えばプリマをイメージし易いだろう。 そんなプリマの作品に新たなインスピレーションを与えたのが、ベニー・グッドマン・オーケストラのドラマー、ジーン・クルーパだ。 野性の雄叫びのような彼のプレイが無ければ、シングも凡ヒットの小品に終わっていたかもしれない。 時代は下って20世紀末、ライブ・ダンス・ショー、バーン・ザ・フロアに再び見出されたシング・シング・シングが今度は激しいダンスのステップと共に帰って来た。 そして京都橘102期のドラマーK・S君がこれに触発されて、バンドメンバー達に画期的な提言をしたのはご承知の通り。 あのダンス・シーンを見てマーチング・バンドにあの振り付けをさせようという発想がぶっ飛んでいるが、それを諌めずに同調してしまったバンド側も相当なものだ(笑)。 衝撃と共に受け止められた橘のシングも、その完成度の高さ故に瞬く間に橘の切り札として認知されるようになり、波紋は次第に拡がって行く。 そして今度は京都橘にインスパイアされたバンド、出雲商業や大西学園、岡山東商業などが後に続いて活動を活発化させつつある。 橘に触発されながらも表現しあぐねている数々のバンド、更にそんな彼らを羨望の眼差しで見詰める中学生達までも視野に入れるならば、京都橘の影響力の拡散は今後も確実に続いて行くだろう。 とは言え、橘のスタイルが主流派の牙城を脅かす程の一大勢力にまで成長するかと言うと、恐らくそれは無いと思う。 その根拠を問われると返答に詰まってしまうのだが(笑)、自然界の食物連鎖が自らをコントロールするような自主規制めいた動きをするのと同様、橘スタイルの継承者達もその魅力の大きな要因である“希少性”を自ら食いつぶして自己崩壊を引き起こすような愚は犯さないだろうという、ぢぢいの希望的観測だ(笑)。 ぢぢいが望んでいるのは京都橘のようなバンドが勢力を拡大して、現状の主流派と拮抗する事なんかじゃない。 ただ、今よりも認知や理解が進んで、マーチング・コンテスト等で一切の偏見を排除した形で正当に評価される事。 それだけだ。 そんな日が来るのはいつになるんだろう…。  

今日のパレードでは京都橘のパフォーマンスだけでなく、新任顧問の先生の初お目見えも楽しみにしていたんだけど、肝心のイベント開催の可否が依然としてはっきりしない。 〇〇ツェルもメンバー達も新入部員も、きっと今日のパフォーマンスに鼻息を荒くして意気込んでいただろうに、まさか天候に振り回されるなんてねぇ……。 札幌も今日は中途半端な雨。 京都の分までこっちに降らせても良いから、なんとか一つお願いしますよ。

取り戻せないもの

最近、とあるものの本で読んだのですが、物理学の分野では従来からの時間の概念が揺らいできているのだそうです。 これまでの捉え方のように時間は過去から現在、そして未来へと一方向へ不可逆的に流れて行くものという常識的と思われてきた思考が、次第に否定されつつあるのだとか。 それでは新たに主張され出した時間の在り方とは、どんなものなのでしょうか? 私達の世界には、時計という道具が存在します。 秒針があって、長針があって、短針があって、時間の流れを厳密に規定しているように見えます。 けれどもそれは道具の動作であって、時間とは関係ありません。 時計は錯覚を刻む機械で、時間は流れません。 時は流れず、ただ【在る】のだとか。 過去も、現在も、未来も、重層的にただ【在る】……この辺になると、何だか禅問答のような形而上学のような、およそぢぢいのような凡人には永遠に辿り着けそうにない考えです。 そもそもこんな風に時間の概念に惹かれたり漠然とした疑問を抱いたりしている事自体、ぢぢいは時の流れに敏感になったり何か救いを求めていたりするのかもしれません。 歳とったなぁ、って自分でも思う事が多くなったし、若い頃に見ていたのと同じ風景を見ても、受け止め方が随分変わってしまったような気がします。 どちらが良かったとか悪かったとかじゃないんだけどね。 先日、親戚の通夜に参列して久しぶりに再会した従姉妹達が、やっぱり予想通りみんな萎んでました(笑)。 だけど、一緒に夢中になって遊んでた頃の面影は残っているから、みんなが若かったり幼かったりした時の幻がダブって見えて、その瞬間 あっ!と冒頭の【時は重層的に~】を思い出していました。 ぢぢい、ほんの一瞬だけ時の深淵を覗かせて貰えたのかも知れない(笑)。

先日、まだ観た事のなかったローズ・パレードの動画がアップロードされていたのでチェックしてみたんですが、しばらく さくらパレードを見慣れていた目には規模も環境も大違い過ぎて一瞬戸惑ってしまいました。 さくらパレードを取り巻く環境の絶望的な狭小さとローズ・パレードを比較する事自体、無謀な試みではありますが。 では日本で新たにローズ・パレードのような大規模なイベントを開催する事は不可能なのでしょうか? 先ず、集客のベースとなるアメリカン・フットボール(ローズ・ボウル)のような国民的な盛り上がりを呼び込むスポーツが、日本には見当たりません。 敢えて強引にこじつけるならば大相撲がありますが、相撲とパレードで連想できるのはごく小規模なものだし、毎年恒例の催しにしても侘しいものになりそうです。 それならばまだサッカーのJリーグにリンクした催しの方が現実的でしょうか。 次に長距離に渡るコースを全面的に車両通行止めにしたり、沿道にシートを設置したりする事はどうでしょう? 道路占用の許可申請等、面倒そうな手続きは一切無視して考えると、ロケーションさえ厳選すれば、どうにかなりそうな気はします(すごく無責任な言い草ですが 笑)。 更に参加バンドの見通しはどうなのか? この点については全く心配していません。 京都橘や出雲商業のように完全にショーアップされたブラスバンド以外にも、精華女子のように精密機器を思わせる緻密なマーチングで魅了するバンドもあり、個々のレベルの高さやキャラクターの豊かさという点で日本はブラスバンドの宝庫と言っても良いと思います。 そして最後に一番心配な部分なんですが、日本人の国民性としてバンドと一体となって音楽を楽しんだりパレードを盛り上げたり出来るのだろうか、という疑問が残ります。 さくらパレードの反応を見ていると、年々オープンに楽しむ方が増えてきてはいるようですが、それでもまだリアクションと呼べるレベルではない気がします。 京都橘の放つ咆哮に、オブリガートのように応える大声援(笑)みたいな光景が見られる日が、いつかやって来るよう願ってやみません。

あさっては待ちに待ったブルーメの丘パレードだよ。 別にぢぢいが観に行ける訳じゃないんだけどさ、何かテンション上がるわ。 うふふ(←危ねーぞ、ぢぢい)  あ、一応京都の天気予報でも見とこっかな~♪ランラン  ………………………………雨………………だと?……。 いや、ちょと待てちょと待て! 雨天の場合はどうなんの? カッパか何か着てやるとか?(←ねーよ)。 じゃ傘させば?(←破滅的バカ)。 まさか……中止とか……。 そりゃねーべ! ぢぢいどんだけ首長くして待ってたと思ってんだよ! こないだの通夜ん時ワイシャツの首ボタン閉まらんかったんだぞ!(←首伸びてねーし! 逆に太ましくなってどーする) いやー、ショックだわ…。 全く何て日だ。 あ…13日の…金曜日だ……じぇいそ~ん!

横山コーチの言葉

ぢぢいは毎日このブログのコメント欄で、橘繋がりの友人達とあーでもないこーでもないワイワイガヤガヤと雑談して楽しんでますけど、まぁ皆揃いも揃ってマニアックで呆れます(笑)。 本人達は「非公式ファンブログの投稿凄いよねー。」「あんな情報どっから仕入れて来るのかねー。」なんて他人事みたいに言ってますけど、いやいやいやいや、あんたらの情報量だって決して尋常じゃありませんから。 You Tube動画なんかもちゃんと隅々まで手広く観てんだなーとか、ニコ動や海外の動画サイトにまで手突っ込んでんのかよーとか、橘の身内の方のブログ見付けて来たよーとか、本当にこんな人達に囲まれてる中でぢぢいみたいなド素人がかようなブログ書くのはおこがましいにも程があるんですが、もう仕方ないから開き直るしかないんですよね。 こうやって橘動画を漁ったりブログ書いたりしてると、段々〇ラっちゃ時代からずっと橘に付き添って見守ってきたみたいな錯覚に陥ったりするんですけど、ぢぢいが初めてオレンジ軍団に遭遇したのは確か去年の8~9月くらいだったから、まだなぁ~んにも分かっちゃいないんです。 すっごく奇妙な感覚なんですけど、去年の〇ンのDMお披露目なんかも「あー、やっぱりこの子だったかー。 そーだよねー。」みたいに半分納得しながら同時期に眺めてたような気がするんですが、実際にはその頃はまだ京都橘という校名も知らない野良ぢぢいやってましたからね(笑)。 ぢぢいが橘に出会った時点では〇ンはとっくにDMだったって言うのが何だか不思議な感じと言うか…何だか納得がいかん…すいません、ぢぢいアルツハイマー始まっちゃってるんでしょーか?(←今頃気付いたか) 

ぢぢいもYou Tubeで橘の動画観るの大好きなんですが、次々に別の動画を観ると言うよりお気に入りの動画を日を改めては何度も繰り返し観て、これまでに見落としていた新たな視点を楽しむみたいなシチュエーションが好みです。 読書でもほぼ同じような傾向があるので、多分ぢぢいの性癖なんだと思います。 安上がりに済むので結構助かってます(笑)。 今日はそんなお気に入り動画の中でも、特にぢぢいがこよなく愛して止まない111期(←出た!)の全国大会本番直前、横山コーチが生徒達に語りかける愛情溢れるスピーチについて書いていきたいと思います。 先ずはこれまでに幾度となくYou Tube にアップロードされては削除を繰り返して来た動画なので、再びこの動画が失われてしまう前にコーチの言葉をそのまま書き起こしてみます。 

「色々あったと思うねん、この1年間。 良く努力したと思う。 先生も君等と本気で頑張ったつもり。 だから先生も中に入れて貰って見せて貰おうと思ってんねんけど、先生の想いは君等が楽しんでくれる事。 いつも笑顔で。 で、君等は周りにはオレンジの悪魔って言われてる訳やんか。 当たり前のように、いつも通りの事を先輩達はやって来た。 君等も出来る筈。 同じ所の空気を吸って、同じように育って、同じ先生と触れ合って、同じようにやって来たんだから自信を持って。 間違うなんて思わなくていい。 間違えたらどうしよう、ずれたらどうしようなんて思わなくていい。 ずれたらずれたで放っとけ。 もう訂正きかへんから。 すんませんとかってケツ掻く訳にもいかんし、頭掻く訳にもいかんし、忘れて。 ただ、君等が精一杯の事が出来る事を先生は祈ってます。 今までずっと想い続けて来たんやな、3年生。 ここに来たかったんやな。 俺も泣けてくるわ(涙)。 でも俺もここに来たかった。 君等と一緒に来たかった。 で、やっと来れた訳やから精一杯本当に心から楽しんで。 僕らにしか出来へん事、君等にしか出来へん事をしっかりやりましょう。 それだけの準備はして来ました。 合わへん列がある、合わへん音がある、まだまだ積み残しは一杯あるけど、今出来る精一杯の事は絶対やって来た。 一所懸命何かをしようって皆に分かって欲しい、背中を見せたいと思ってやってくれた、嫌われる先輩も一杯おったと思う。 嫌われようと思って嫌われたんじゃない。 背中を見せて頑張る姿を、背中を見せようと思ってやってくれた筈。 1年生・2年生も頑張ってくれた筈。 泣きながらやってくれた筈。 でも、もう今日まで。 君等の仲間と一緒に過ごす事を楽しんで欲しい。 沢山の人間で見る夢は楽しいから。 だから良い夢を見て。 分かった?」  (部員達)「ハイ!」  「6分間、絶対忘れへんようなショーを。 緊張しないで。 緊張して真っ白になったら飛ぶからな! 気が付いた時には出口でした、みたいな(笑)  私の靴は何処へ?みたいな(爆笑) ようある話やけどな。 そうならへんように、しっかり意識を持って頑張って下さい。」 

もうぢぢいは横山コーチの言葉書き起こしてるだけで泣けてくるわ。 部員達に負けず劣らずの熱い想いが伝わってきませんか? 来ないの? いいよ、もう…あっち行けよ(笑)。 全国大会の本番直前にはこんな風に横山コーチの感動的な激励スピーチが伝えられるのが慣例になってるようで、〇ラっちゃ期、〇ニー期の動画も同じようにアップと削除のイタチごっこが続いています。 ただ、〇ラっちゃ先輩の本番直前のスピーチって見た事ないよね? しなかったのか? だけど、全国大会出場の時だけでなく歴代全DMの溜まりに溜まった胸の内とか、ドロドロの怨念とか(笑)、全部聞いてみたいと思うのはぢぢいだけでしょうか? ぢぢいの皮を被った井戸端会議好きのオバンなのかなー俺は。 横山コーチの話の中にもチラッと出て来てましたけどあれだけ緊張感に満ちた真剣勝負の部活動になると、いくら先輩=神みたいな隔絶した上下関係の中であっても、やはり人間同士の軋轢みたいなものが生まれて来るんですね。 学期初めにはそれぞれの憧れの先輩について夢見る瞳で語っていた1~2年生も、半年後にはそんな先輩と一触即発の危機的な状況に陥る。 どれだけギリギリのトレーニング・メニューが課せられているのかが伝わって来るようなエピソードです。 3年生自身も自分達がかつて直面し、そして かい潜って来た極限状態を、ステップアップの為の最終的な試練と理解しているからこそ、敢えて後輩達を突き放しているのでしょう。 心を鬼にしなければならない彼らの心情や葛藤を考えてみても、やはり不覚ながら涙を禁じ得ません。 

決死の花見

今朝起き抜けにカーテン開けて見るでもなくちらりと外の道路に目をやると、ひいいいい、やめろぉぉショッカー!!!  何たる事か、アスファルトがうっすら雪化粧しているではないか!  いや、いらんいらん! 子供達だって今更雪見ても誰もはしゃがねーし、ぢぢいに至っては白い色見ただけでゲロ吐きそうだよ。 この冬、雪かきの途中で何回 幽体離脱しかけたと思ってんだ。 もうエクトプラズムも抜け切ったわ。 散歩してるワンコだって眉しかめてるじゃないか(←眉ねーよ)。 頼むから素直に真っすぐ春に向かいましょうよ。

さて、ぢぢいはワンコ・ニャンコが大好物なんで、毎日ペット関連のブログを読んで癒されてます。 毛玉きょうだい、凪、ホッピー、きな子、いぬとりたまにねこ等々。 大半が本州の方なので散歩の記事とか見てると「桜が散り始めてる」みたいな事が書かれてて、結構デカ目なショック受けたりなんかしてます。 札幌の桜の開花は例年ゴールデン・ウィークに間に合うかどうかギリギリぐらいなんで、そのギャップやら違和感やらが半端なくて……やっぱり北海道はロシア領って噂は本当だったんでしょうか? 今まで自覚してなかったんだけど。 うちも毎年 姉のとこのワンコ連れて兄弟姉妹総出でモエレ沼公園に花見に出掛けるんですけど、ゴールデンウィーク最終日でも桜はまだ蕾で、しかも猛烈な強風(春一番と言うより雪のない猛吹雪みたいな感じでメチャクチャ寒い{{(>_<;)}})に見舞われるなんて事も珍しくありません。 そうなるともう寒中我慢弁当食い大会状態で、全員歯を食いしばりながら決死の思いで飲み食いするみたいな凄絶な花見になってしまいます(←花見と言ってもそもそも花なんて無いしね)。 楽しみの為に食べるのではなく、遭難して絶食する事態を想定してサバイバルの為に食うのです。 食い遅れて皮下脂肪を蓄え損ねた者には死あるのみ。 ワンコだって必死です。 状況が逼迫すれば自分が非常食にされかねない異常な殺気を本能的に嗅ぎ取っているに違いありません。 荒れ狂う暴風の中、飛んで来たブルーシートが顔や頭に引っ掛かろうがお構いなしに黙々と食い続ける老人グループと犬1匹。 鬼気迫る光景です。

 

先日のさくらパレードで余りにもキレの良いステップでいきなり飛び出して来た新DM、〇〇ツェル。 彼女のシャープな動きはガンナム・スタイルと言う予想外な選曲と相まって鮮烈な印象を残し、115期のバンドイメージ全体までもタイトで切れ味の鋭いものにグレードアップしてしまったように思えます。 新DMとして奮闘する彼女の活躍振りを見て、これまで全くのノーマークで見過ごして来た自らを恥じているぢぢいですが、一方で先代DM〇ンの入学直後からの華々しさと比べて随分様子が違っていた事に改めて驚かされているのも又事実です。 先代〇ンはその特徴的な髪型(某ファンが命名したパイナップル姉ちゃんには笑いました)で非常に目立っていたし、実際に実力的にも秀でていたようで1年生の時から殆ど最前列・センターのポジションに居たりマーコンでの6重奏のメンバーに選ばれていたりと、相当重要視されて大切に育てられて来た事が分かります。 その為、そんな彼女がそのままDMになる事は言わば当然の流れと言えたでしょう。 それに対して〇〇ツェルはどうだったでしょうか? 昨年あるいは一昨年の橘のパフォーマンスを観て、その中から彼女の可能性を予見出来たという方ももしかしたら居るのかもしれません。 けれどもそんな慧眼をお持ちの方でさえ、今日の〇〇ツェル、あれ程精悍で自信に満ち溢れた力強いリーダーとしての彼女を予想出来た方は1人も居ないと思います。  大きな日の丸の旗を掲げてローズ・パレードの長い道程を踏破する間に、果たしてどんな思いが彼女の胸に去来したのか知る由もありませんが、もしかしたらその経験が彼女の数歩先を歩んでいた歴代の先輩DMとの距離感を一気に縮める契機になったのかもしれません。 彼女に型通りのクラリネット演奏をさせるのではなく、先輩DMの背中を見せてそこから何かを学び取らせようという粋な計らいであったのならば、顧問やコーチの先生はお見事と言う他ありません。 さ~て、いよいよ一週間後に迫ったブルーメの丘パレードではどんな衝撃を与えてくれるのか、今から楽しみで待ち切れません。 新入部員の数や田中先生の後任顧問についての情報にも無意識の内にダンボ耳になっているぢぢいなのでした。   

ねぇ、まさかとは思うけどブルーメの丘でまた新ネタ炸裂とか無いよね? さくらパレードの曲でもう充分ごっつぁんだからね! また曲名探しの旅に出て流浪の民みたいになるの真っ平御免だよ。 ぢぢいはまぁ寛容だから許してやっても良いんだけど、うちの血に飢えた別働隊(yujiさんやカオちゃん)が黙っちゃいないぜ! 凶暴だからぢぢいの手にゃ負えねぇんだからな!