橘プレイリスト解説・その1

えーと、このブログが普段やってる事のパターンって大体まずはYouTubeの動画ありきで、目新しい動画に食いついては腐肉に猛り狂うハイエナみたいにはしゃぎ回る事が多いんですけど、今はちょうど入学・卒業シーズンで動画のアップも中休み状態なんで、取り敢えず Kyoto Tachibana Songs Playlist の曲を上から順番にザックリと解説して時間稼ぎしようかなと(←時間稼ぎとかゆーな)思っている次第です。 あの、本当にザックリしてますから詳しく知りたい方は自分でググって調べなさい。 あと、ここで解説してる事とウィキに書いてある事に乖離がある場合は、ウィキが正しい。 たとえウィキに書いてなくとも、ウィキが正しい。 間違いない。 ここでの解説に信頼を置くのは、何かやむを得ない事情がある場合の緊急手段に限る。 では順に見て行こう。  1~2曲目はいずれも2月4日に行われた関西ステージマーチングフェスで京都橘115期のこけら落としとして披露された記念すべき曲だ。 1曲目のチック・コリア【スペイン】。 出だしの一節はアランフェス協奏曲(日本では恋のアランフェスとして販売されている事もある)で、この曲がスペインではない。 見栄はって勘違い発言するとめちゃくちゃ恥ずかしいのでジャズの曲名については極力 口をつぐむ事が望ましい。 かつてリターン・トゥ・フォーエバーのギタリストだったアル・ディ・メオラもこの曲を頻繁にプレイしている。 しかし高校生のマーチング・バンドにチック・コリアて……ゼッテーありえねー…。 まぁ だからこそ橘らしい選曲だとも言えるのだが。 続いて2曲目はベット・ミドラー【ローズ】映画ローズの主題歌でありベット・ミドラー自身が主演し、歌っている。 ’60年代末に散ったロック・アイコン、ジャニス・ジョプリンをモデルにした映画で、内容は観てないので知らん。 聴いた通り、歌唱力は素晴らしい。 顔は面白い。 同じく主演したコメディ映画【殺したい女】は面白かった。 淡々と歌われるこの曲は名曲だ。 3曲目はもはや何の説明もいらないと思うが橘の看板曲、ベニー・グッドマン【シング・シング・シング】。 もちろんB・グッドマンの軽妙なクラリネットも素晴らしいのだが、ぢぢいがこの曲について称賛したいのは、一にも二にもあのジーン・クルーパのドラムスだ。 この曲にあれ以外のドラム・パターンは有り得ない。 そしてその魔法のパターンは今や京都を根城にして荒れ狂っている。 あの地響きを耳にして血が騒がない者などいない。 4曲目は数々の映画主題曲等を手掛けるジョン・ウィリアムスの【スウィング・スウィング・スウィング】。 元々シング・シング・シングのパロディ版というだけに同曲との親和性が非常に高く、京都橘のシングにも田中先生の魔法によってこの曲のトラップが随所に仕込まれている。 最近のぢぢいにとって、そんなトラップのない普通のシングは禁断症状を緩和するのに役立たなくなりつつある。 もっと刺激をくれー!!!! 5曲目は橘マーチングのウォーミング・アップ曲だ。 ルイ・アームストロング【ダウン・バイ・ザ・リバーサイド】 この曲は古いゴスペルなのでサッチモ(ルイの愛称)がオリジナル・アーティストという訳ではない。 さりげなく橘の平和主義をアピールするような曲で、ぢぢいも地味~に好きだ。 6曲目はカルガリー冬季五輪のテーマ曲、デビッド・フォスター【ウィンター・ゲームス】 いきなりガツンとテンション上がる曲だから、気持ちの準備の出来てないぢぢばばにとっては悪夢みたいな曲かもしれない。 まずは身近なAEDの場所を確認しておこう。 7曲目はピットブル【ファイアー・ボール】 一時期、橘動画のコメント欄でこの曲の掛け声が何て言ってるのかが話題になってて、”テケニラ説”が流布されていた。 何語だそりゃ? この動画を観るとtake it we take it we take it down と bring it we bring it we bring it back と言ってるが、そうと分かっても言えるかそんなもん!! てけにらでエエわ。 悪魔達も言えてねー言えてねー(笑)。 8曲目ファレル・ウィリアムス【ハッピー】 橘のレパートリーにはオリジナルより橘の方が出来の良い曲がある。 この曲もそう。 ファレルが橘みたいに観衆を沸かせられるのか? 9曲目ジョン・ウィリアムス【スター・ウォーズ・メイン・テーマ】 後で出て来るジュラシック・パークもこの方だし、相当なお年だと思うけど才能ってのは尽きないものなんでしょうか。 10曲目ペレス・プラード【マンボ・ジャンボ】 爽やかなサンバもいいけど軽快なマンボもエエですよね。 昔、ギタリストの高中正義も この人のマンボNo.5をカバーして中ヒットしました。 ’50年代中頃の日本にもマンボ・ブームがあったらしいけど、うーん、ぢぢいまだ20代だから、よっく分かんなぁ~い。  

ふ~む、1日で紹介出来るのは10曲ぐらいかー。 こりゃしばらく時間稼ぎ出来るな(ニヤリ)。

“橘プレイリスト解説・その1” への8件の返信

  1. じょんそんさん、お晩です。これ、自分にはとてもありがたい内容です。こうしてまとめてもらうといつでも参照できますしね。

    シング・シング・シングは、たとえば日本のプロのバンドが演奏してるのを聴くと、なんだか手垢にまみれてるみたいなしゃらくさい感じで全く感動しないんですが、オリジナルはやっぱりいいですね。

    1. ハタさん お晩です。 さっき気付いたんだけど明日は第二弾だと思ってたら
      ディズニー物ばかりで語るほどのネタが全然無かった…。 トホホ…。
      早くも企画倒れの危機だ。 どうやって誤魔化そう(笑)。
      非公式ファンブログ見てきたら橘の今日のイベントの動画が上がって
      ました。 凄過ぎる…諜報員でも派遣してんでしょうか。

      1. じょんそんさん、おはようございます。まぁ、リストだけとりあえず並べて、あとはいつもの爆裂トークでごまかs …

        しかし、ODF さんのサーチ力は驚異的ですな。我々が気づかないような日本語のテキストも調べ上げている。びっくりしっぱなしですわ。

        1. ハタさん、おはようさんです。
          そうですね。 しらばっくれるの得意だし
          いざという時は死んだフリで乗り切ります。
          確か今日も橘 何かイベントありましたよね。
          またODFにビックリさせられるのが
          楽しみです(←他力本願)。

  2. ジョンソンさん今晩は。すごいですね!ソングリスト作っただけでも大変なのに、それを解説して下さろうなんて‼︎きょうは穏やかなジョンソンさんで良かった( ^ω^ )
    「ぢぢい」さんのお相手は私などには手におえません・・天才すぎて (ノ_-;)ハア…
    ジーン・クルーパさんYou Tubeで探すと静止画でゆったりとしたテンポのものと、プレイが見られるモノクロのすごくテンポの速い演奏のものが有るんですがどちらが本来のものなのかなあといつも思っていました、私はゆったり始まるものの方が好きなんですが、よく知らなくて(⌒-⌒; )
    ディズニーの解説めっちゃ楽しみです(笑)
    ゼヒ真っ向勝負でお願いします!!
    ヨシ!プレッシャー作戦終了 (^ー^* )フフ♪

    1. yujiさん、お晩です。 くっ…いやディズニーはですね
      あのー、諸般の事情によりまして…やめとこうかな、と
      いや本当にどうしよう。 頭が痛いっす。 あ、頭?
      それだ! 頭痛いからブログはお休みって事でひとつ…(←
      小学生かっ!)

  3. 初めまして、教えてください!vacationの次にいつも演奏している曲の「タイトル」教えてください。それと途中で彼女たちなんて言ってるのかその言葉も教えてください

    1. sweetdevilさん、初めまして。
      Vacationの次の曲はGannam styleですね。 曲中の掛け声は「オッ・オッ・オッ・オッ・オッパ・ガンナム・スタイル!」です。
      You TubeのKyoto Tachibana Songs Playlistで、彼女達の演奏曲のオリジナル・バージョンを紹介していますので聴いてみて下さいね。

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