愛犬ダックのお話し

 

京都橘吹奏楽部ファンの皆さん、ご機嫌よう。 本日のブログ・メニューは全編うちの姉貴んとこのワンコ、ダックの話題だけで、恐らく橘のたの字も出て来ない可能性が濃厚ですのでお楽しみに♪♪って、あら? 何だよ、そのドン引きな視線。 たまにはケダモノが主人公になってもいいじゃねーか。 自慢じゃないけどウチのメタボ犬、食い意地の汚さは半端ないし、散歩に行ったら青が点滅中の横断歩道のド真ん中とかシャレオツな店の入り口正面とか、ホントに頼むからここだけは勘弁して下さいお願いしますみたいな場所にさしかかった時に限ってクルンと背中丸めて踏ん張り始めるんだわ。 ほんで適度にソフトなやつ自分で産んどいて、さも他人事みたいに「いやー……不潔! 早く片付けなさいよ!」的な非難がましい視線を浴びせてくるのがマジむかつくし。 てめー覚えとけよ! 次に赤っ恥かかされた時は絶対おめーに土下座させて謝らせるからな!って、腰ストンと下ろしただけで速攻土下座の体勢に入れるコイツに更に腹立つ(笑)。 んにゃろー。 大体、誠心誠意の謝罪って奴をだな(以下略)。

 

そんなダックが昨日スケーリング(歯石除去)の為に全身麻酔の手術を受けまして、開腹手術とかの深刻な事態ではないものの、今年で14歳(人間で言えば80歳オーバーなんだそうです)の高齢犬にとっては決して楽観出来ない状況との説明を聞いて、ぢぢいも落ち着かない時間を過ごしました。 更に予定の4時間を過ぎても一向に終わらず、焦燥感は募るばかり。 姉と代わる代わる処置室を覗き込んでは「あ! あれダックじゃね?」「ウサギだわ」「おっ! ダックか!?」「いや、段ボールの箱」と勝手にパニクる情けない飼い主たち……。 結局予定を大幅に超えて6時間半経過後にようやく対面できました。 8本も抜歯されて麻酔も覚め切れずボーッとしているダックに「今日の夕食は食べたがらないかも知れません。 食欲は徐々に回復すると思うので、それに合わせて給餌して下さい。」と担当の先生。 ぢーさん犬なのによう頑張ったな、とぢぢいもセンチメンタルになったりしましたが、帰宅した途端 試しに出してみたフード缶を次々に爆食して荒ぶる老犬(笑)。 流石だ……。 食い意地に限って言えば、この惑星でお前に勝てる者はいない。 手術前の為、前日夕食から絶食していた分を一気に取り戻し、食うだけ食ったら速攻ゴロ寝(笑)。 どんだけフリーダムな肥満犬なのか。

姉貴んとこに来てからちょいと経って、チビのくせに態度がLLLになってきた頃。 まぁパッと見 めんこいっちゃめんこかったんだけど、この表情見れば大体分かるしょ? 完全に悪巧みしてんのバレバレですから。 ちょっと勝ち誇った顔も混じってるから、恐らくもう既にどっかで一仕事やらかして来てるんだと思います。 チビ助の頃はこんな毛色だったので、まさか現在のようなブラウン一色になるとは思いませんでした。 それにしても本当にズルい顔してる(笑)。 でも肉とか見せたら この人間を見下し切ったズルい顔がたちまち一変して、キラッキラの瞳で「あなたに何処までもついて行きます」みたいな名演技を始めるんだ、ウゼー。

ペットを飼ってる人同士の会話では、もうじき14歳と言うと一斉に驚かれる程元気いっぱいのぢーさん犬だけど、もう俺もお前も立派なポンコツなんだから無理しないでノンビリ余生を楽しもーな。