悲運の110期?

札幌もようやく日中の最高気温が6゙℃とか7℃とかの日がぼちぼち出て来て、少しずつ雪解けムードになってきました。 逆にこれぐらいの中途半端な解け加減の時の方が、轍にはまってスタックするトラックなんかをよく見かけるようになります。 春の気配を感じるにはまだまだ空気が冷た過ぎですけども、残り1ヶ月と思えば最後の雪道を楽しむだけの余裕も生まれると言うもの。 このまま雪降らないで素直に春になって欲しいなー(←多分ムリ)

 

えーと、本日最初のお題は【悲運の110期】です。 一瞬エッ?て顔した方、いやいや、何も言わんでもエエですとも。 110期という事は〇ラっちゃ先輩の2コ下だから…そう、〇のみちゃんの学年ですよね。 〇のみちゃんのどこら辺が悲運なんだ、いつもぽっちゃりしてて思いっきり幸せそうやんけ、と思うかもしれないけど 110期メンバーの話だからね。

You Tubeにアップロードされた110期の動画を探すとディズニーシーでの演奏やマーコンの予選会、3000人の吹奏楽のがあるものの、他はあまり見当たりません。 

108・109期や111・112期はその練習振りがTV番組で取り上げられていたし、113・114期も参加イベントの動画が割と沢山ある中で何故か110期が出て来ないんです。 ドラムメジャーがSさんという事は判明したもののニックネームを調べようと八方手を尽くしてみても探し切れず玉砕。 う~む、こりゃどうした事だ。 110期メンバーは〇ラっちゃ先輩の笑コラに取り上げられていたせいもあって、〇のみちゃんだけでなくバリトン・サックスの〇村さん(パンツ発言で視聴者を爆死に追い込んだ)や、3000人~でおっとり笑顔で演奏する姿が印象的だったドラムさん(先日のローズパレードにもOGとしてスネアで参加。沿道の観衆を盛り上げてました)、あと〇ラっちゃ先輩のディズニーパレードでカメラの正面でシング吹いて暴れてたホルンさん等など、決して地味な顔ぶれって訳でもないと思うんだけどねぇ? 何だか110期だけ動画が少ないと却って気になっちゃってさぁ。 むきになって探してんだけど出て来ないんだよなぁ。 

マーコンの時のシングのグルグルで転倒者2名出ちゃったり(ぢぢいはむしろ瞬時に立て直そうと必死に頑張る2人の姿に感動して又泣きました)、たまたまTVの谷間の時期で取材される機会も無かったり…何だか不運が重なったような気がする110期。 演奏者・パフォーマーとしての実力はディズニーシーの動画を観ても分かる通り、他の期と比べても申し分なかったと思うんだけどね。 ただ、110期のメンバー達が共に汗して懸命に指導した1年生が、2年後には全国大会で見事金賞を手にした訳だから、思いは完璧に伝わってた…のかな? なーんだ、110期全然悲運なんかじゃねーわ(笑)。 夢が花開くまでにちょっと時間が掛かっただけだった。

ぢぢいの中では橘は何期だろうと全部文句なしのゴールド金賞です。

本当にね、人を感動させたり泣かせたり魂を揺さぶるような音を出すのって《技術》なんかじゃなくて《思い入れ》の強さだけなんだと思う。 今日、7~8人くらいの凄く上手いバンドの動画を観て、おまけに最後に演ったのがシング・シング・シングだったから余計に強く感じたんだよね。 出てくる音は余裕と自信に満ち溢れていて実際綺麗だったんだけど、何故だか全然心に響いて来なかった。 表現する喜びを漲らせている橘に比べて全然楽しそうじゃないし、早いとこお仕事やっつけて帰りたいみたいな気持ちが丸見えなのに、それでもやっぱり表面的な演奏だけは妙に上手いから余計に腹が立ったのさ(笑)。 自分達のパフォーマンスが不本意だったと言って大泣きする橘の姿勢の方がずっと共感できる。 上手くなんかなくてもいいわ。 勿論、上手けりゃもっといいのかもしれないけど(笑)。   

 

去年から紛糾してたJASRACと音楽教室の著作権使用料を巡る攻防は、結局予想通りJASRAC側の主張の方が認められる事になりそうで ぢぢいは失望してます。

だってJASRACがこの問題を突破口にして、もっと多方面にズカズカと土足で上がり込んで来る将来が露骨に見えるから。 学校の音楽系の部活では現状、著作権料はどういう扱いになっているんでしょう? 次のターゲットは部活動かもしれません。 むやみやたらに権利を振りかざす金の亡者達の目には、きっと世の中は利権を刈り取る広大な畑としか映っていないんだと思います。

ぢぢいの少年時代 街頭にはいつだって音楽が溢れていて、もうそれだけで道往く人々の表情が緩んでいたような気がします。 今、街中で音楽を耳にする事なんて殆どありません。 笑顔も随分減りました。

もしもJASRACの台頭で本当に作曲家達の正当な権利が守られて、彼らの地位向上に寄与するようになったというなら言うべき事はないのですが、徴収された著作権使用料の分配一つ取っても常に疑問符が付き纏って離れません。 結局JASRACは音楽に寄生しているだけで、本気で著作権者を守る気なんて無いような気がしてなりません。