決死の花見

今朝起き抜けにカーテン開けて見るでもなくちらりと外の道路に目をやると、ひいいいい、やめろぉぉショッカー!!!  何たる事か、アスファルトがうっすら雪化粧しているではないか!  いや、いらんいらん! 子供達だって今更雪見ても誰もはしゃがねーし、ぢぢいに至っては白い色見ただけでゲロ吐きそうだよ。 この冬、雪かきの途中で何回 幽体離脱しかけたと思ってんだ。 もうエクトプラズムも抜け切ったわ。 散歩してるワンコだって眉しかめてるじゃないか(←眉ねーよ)。 頼むから素直に真っすぐ春に向かいましょうよ。

さて、ぢぢいはワンコ・ニャンコが大好物なんで、毎日ペット関連のブログを読んで癒されてます。 毛玉きょうだい、凪、ホッピー、きな子、いぬとりたまにねこ等々。 大半が本州の方なので散歩の記事とか見てると「桜が散り始めてる」みたいな事が書かれてて、結構デカ目なショック受けたりなんかしてます。 札幌の桜の開花は例年ゴールデン・ウィークに間に合うかどうかギリギリぐらいなんで、そのギャップやら違和感やらが半端なくて……やっぱり北海道はロシア領って噂は本当だったんでしょうか? 今まで自覚してなかったんだけど。 うちも毎年 姉のとこのワンコ連れて兄弟姉妹総出でモエレ沼公園に花見に出掛けるんですけど、ゴールデンウィーク最終日でも桜はまだ蕾で、しかも猛烈な強風(春一番と言うより雪のない猛吹雪みたいな感じでメチャクチャ寒い{{(>_<;)}})に見舞われるなんて事も珍しくありません。 そうなるともう寒中我慢弁当食い大会状態で、全員歯を食いしばりながら決死の思いで飲み食いするみたいな凄絶な花見になってしまいます(←花見と言ってもそもそも花なんて無いしね)。 楽しみの為に食べるのではなく、遭難して絶食する事態を想定してサバイバルの為に食うのです。 食い遅れて皮下脂肪を蓄え損ねた者には死あるのみ。 ワンコだって必死です。 状況が逼迫すれば自分が非常食にされかねない異常な殺気を本能的に嗅ぎ取っているに違いありません。 荒れ狂う暴風の中、飛んで来たブルーシートが顔や頭に引っ掛かろうがお構いなしに黙々と食い続ける老人グループと犬1匹。 鬼気迫る光景です。

 

先日のさくらパレードで余りにもキレの良いステップでいきなり飛び出して来た新DM、〇〇ツェル。 彼女のシャープな動きはガンナム・スタイルと言う予想外な選曲と相まって鮮烈な印象を残し、115期のバンドイメージ全体までもタイトで切れ味の鋭いものにグレードアップしてしまったように思えます。 新DMとして奮闘する彼女の活躍振りを見て、これまで全くのノーマークで見過ごして来た自らを恥じているぢぢいですが、一方で先代DM〇ンの入学直後からの華々しさと比べて随分様子が違っていた事に改めて驚かされているのも又事実です。 先代〇ンはその特徴的な髪型(某ファンが命名したパイナップル姉ちゃんには笑いました)で非常に目立っていたし、実際に実力的にも秀でていたようで1年生の時から殆ど最前列・センターのポジションに居たりマーコンでの6重奏のメンバーに選ばれていたりと、相当重要視されて大切に育てられて来た事が分かります。 その為、そんな彼女がそのままDMになる事は言わば当然の流れと言えたでしょう。 それに対して〇〇ツェルはどうだったでしょうか? 昨年あるいは一昨年の橘のパフォーマンスを観て、その中から彼女の可能性を予見出来たという方ももしかしたら居るのかもしれません。 けれどもそんな慧眼をお持ちの方でさえ、今日の〇〇ツェル、あれ程精悍で自信に満ち溢れた力強いリーダーとしての彼女を予想出来た方は1人も居ないと思います。  大きな日の丸の旗を掲げてローズ・パレードの長い道程を踏破する間に、果たしてどんな思いが彼女の胸に去来したのか知る由もありませんが、もしかしたらその経験が彼女の数歩先を歩んでいた歴代の先輩DMとの距離感を一気に縮める契機になったのかもしれません。 彼女に型通りのクラリネット演奏をさせるのではなく、先輩DMの背中を見せてそこから何かを学び取らせようという粋な計らいであったのならば、顧問やコーチの先生はお見事と言う他ありません。 さ~て、いよいよ一週間後に迫ったブルーメの丘パレードではどんな衝撃を与えてくれるのか、今から楽しみで待ち切れません。 新入部員の数や田中先生の後任顧問についての情報にも無意識の内にダンボ耳になっているぢぢいなのでした。   

ねぇ、まさかとは思うけどブルーメの丘でまた新ネタ炸裂とか無いよね? さくらパレードの曲でもう充分ごっつぁんだからね! また曲名探しの旅に出て流浪の民みたいになるの真っ平御免だよ。 ぢぢいはまぁ寛容だから許してやっても良いんだけど、うちの血に飢えた別働隊(yujiさんやカオちゃん)が黙っちゃいないぜ! 凶暴だからぢぢいの手にゃ負えねぇんだからな!